g-BAOABLangevin

g-BAOABLangevin #

ランジュバン方程式に従い、温度・体積・粒子数 (NVT) 一定のシミュレーションを行います。

BAOABLangevinと異なり、結合長に対する拘束条件を取り扱うことができます。

以下の論文で提案された手法です。

#

[simulator]
# ...
integrator.type = "g-BAOABLangevin"
integrator.gammas = [
    {index = 0, gamma = 1.0},
    {index = 1, gamma = 1.0},
    # ...
]

入力 #

delta_tなどの他のパラメータはSimulatorで設定します。

  • type: 文字列型
    • Integratorの種類を指定します。"g-BAOABLangevin"です。
  • gammas: テーブルの配列型
    • 粒子の摩擦係数 \(\gamma_i\) を指定します。
  • remove: テーブル型 (optional)
    • translation: 論理値型
      • trueの場合、毎ステップ、系全体の並進速度成分を取り除きます。
    • rotation: 論理値型
      • trueの場合、毎ステップ、系全体の回転速度成分を取り除きます。
    • rescale: 論理値型
      • trueになっていた場合、全体の速度ベクトルをリスケールすることで速度を減算した分の運動エネルギーを補填します。
    • 省略した場合、全てfalseになります。

Remarks #

This feature is developed by contributor, @yutakasi634.