G-JFLangevin #
ランジュバン方程式に従い、温度・体積・粒子数 (NVT) 一定のシミュレーションを行います。
\[m\frac{d^2 \bold{r}}{dt^2} = \bold{f}(\bold{r}) - \alpha\bold{v} + \beta(t)\]以下の論文で提案された手法です。
例 #
[simulator]
# ...
integrator.type = "G-JFLangevin"
integrator.alphas = [
{index = 0, alpha = 1.0},
{index = 1, alpha = 1.0},
# ...
]
入力 #
delta_tなどの他のパラメータはSimulatorで設定します。
type: 文字列型- Integratorの種類を指定します。
"G-JFLangevin"です。
- Integratorの種類を指定します。
alphas: テーブルの配列型- 粒子の摩擦係数 \(\alpha_i\) を指定します。
remove: テーブル型 (optional)translation: 論理値型trueの場合、毎ステップ、系全体の並進速度成分を取り除きます。
rotation: 論理値型trueの場合、毎ステップ、系全体の回転速度成分を取り除きます。
rescale: 論理値型trueになっていた場合、全体の速度ベクトルをリスケールすることで速度を減算した分の運動エネルギーを補填します。
- 省略した場合、全て
falseになります。