FlexibleLocal

FlexibleLocalAngle #

粗視化タンパク質モデルで、フレキシブル領域の角度分布を再現するためのポテンシャルです。 角度分布を再現するため、値の表を内挿したものとして定義されています。

AICG2+粗視化タンパク質力場の一部として使われることが多いです。

以下の論文で開発されました。

  • T. Terakawa and S. Takada, (2011) Biophys J.

#

[[forcefields.local]]
interaction = "BondAngle"
potential = "FlexibleLocalAngle"
topology  = "none"
env.x      = [ 1.3090,  1.4835,  1.6581,  1.8326,  2.0071,  2.1817,  2.3562,  2.5307,  2.7053,  2.8798]
env.y1_ALA = [   5.00,    1.34,    0.84,    1.17,    0.82,    1.00,    1.27,    1.52,    3.20,   10.00]
env.y2_ALA = [   0.00,  151.96,   14.61,  -46.89,   39.04,   -4.86,   -1.86,    8.38,  250.03,    0.00]
parameters = [
    {indices = [0, 1, 2], k = 1.0, x = "x", y = "y1_ALA", d2y = "y2_ALA"},
    # ...
]

入力 #

  • k: 浮動小数点数型
    • このポテンシャルの強さを指定します。
  • x: 浮動小数点数の配列型(省略可能・長さ:10)
    • どの角度でyデータを与えるかを指定します。誤差程度の範囲で概ね等間隔であることが要求されます。
    • 省略した場合、AICG2+でのデフォルトの値になります。
  • y: 浮動小数点数の配列型(長さ: 10)
    • 角度ごとのエネルギーの値を指定します。
  • d2y: 浮動小数点数の配列型(長さ: 10)
    • 角度ごとのエネルギーの2回微分の値を指定します。
  • indices: 整数の配列型(長さ: 3)
    • どの粒子の間に適用するかを指定します。最初の粒子は0番めです。
  • offset: 整数型(省略可能)
    • インデックスに加算する値です。省略可能です。