LennardJones

LennardJonesPotential #

よく知られたLennard-Jonesポテンシャルです。

\[U(r) = 4\epsilon \left[\left(\frac{\sigma}{r}\right)^{12} - \left(\frac{\sigma}{r}\right)^6\right]\]

例 #

[[forcefields.global]]
interaction = "Pair"
potential   = "LennardJones"
ignore.molecule = "Nothing"
ignore.particles_within.bond    = 3
ignore.particles_within.contact = 1
spatial_partition = {type = "CellList", margin = 0.2}

cutoff = 2.5
parameters = [
    {index = 0, offset = 100, sigma = 2.0, epsilon = 10.0},
]

入力 #

\( \sigma \) と \( \epsilon \) の計算には、Lorentz-Berthelot則が用いられます。

\[\sigma_{ij} = \frac{\sigma_i + \sigma_j}{2} \\ \epsilon_{ij} = \sqrt{\epsilon_i\epsilon_j}\]
  • index: 整数型
    • 粒子の番号です。最初の粒子は0番目です。
  • offset: 整数型（省略可能）
    • 番号のオフセットです。省略可能です。グループ内番号などを使う際に便利です。
  • sigma: 浮動小数点数型
    • 粒子のサイズを指定します。
  • epsilon: 浮動小数点数型
    • ポテンシャルの強さを指定します。
  • cutoff: 浮動小数点数型（省略可能）
    • カットオフ長です。 \(\sigma_{ij}\) に相対です。

入力の他の部分は、Pairを参照してください。