Files

[files] #

主にファイル入出力の設定をします。

#

[files]
output.path         = "data/"
output.prefix       = "protein1"
output.format       = "xyz"
output.progress_bar = false
input.path          = "input/"

入力 #

filesテーブルには、outputinputの2つのテーブルがあります。

files.output #

filesテーブルの中のoutputテーブルには、以下の値を設定します。

  • prefix: 文字列型
    • ファイル名の先頭につく識別子を設定します。出力ファイルは、{prefix}.logのように命名されます。
  • path: 文字列型
    • 出力ファイルのパスを設定します。そのディレクトリにファイルが出力されます。
  • format: 文字列型
    • トラジェクトリファイルのフォーマットを指定します。
    • 粒子ごとに一つの座標情報しか格納できないフォーマットの場合、 {prefix}_position{prefix}_velocityの2つのファイルが出力されます。
    • "xyz": xyzフォーマットで出力します。
    • "dcd": dcdフォーマットで出力します。
    • "trr": trrフォーマットで出力します。
  • progress_bar: 論理値型(デフォルトでtrue
    • プログレスバーを表示するかどうかを選択します。
    • コンソール出力がファイルにリダイレクトされている場合、無条件にfalseになります。

files.input #

filesテーブルの中のinputテーブルには、以下の値を設定します。

  • path: 文字列型
    • 入力ファイルを分割する際に、ルートディレクトリを設定します。 例えば、ここに"input"を設定した場合、分割入力の際./input/*.tomlが検索されます。